鶴見区版 掲載号:2014年2月6日号 エリアトップへ

潮田を拠点とする市民団体「しおかぜ会」の代表として認知症啓発に取り組む 川副(かわぞえ)栄子さん 川崎市在住 66歳

掲載号:2014年2月6日号

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笑顔で認知症支援広げる

 ○…「81回もやっていたなんて」。地域の認知症理解を広めるため、認知症サポーター養成講座を実施してきた。その開催回数は気づけば横浜市内でも最多。精力的な活動に対し感謝状を贈られた。しかし、最多実施までの道のりは決して平たんではなかった。「開催する場所をなかなか確保できない時期は苦労した。やめようかと思ったこともある。ここまで続けられたのは、周囲の支えがあってこそ」。幸せそうに感謝の思いを語る。

 ○…42歳の時、母をがんで亡くしたことが現在の活動の原点だ。当時、電力会社に総合職として勤めていた。「転勤中で、看取ることができず深い傷になった」。母を上手くケアできなかった心残りから、介護を志すことを決意。2年間専門学校へ通い、介護業界へ飛び込んだ。現在はしおかぜ会での活動や、介護職に携わる人への指導も行うなど、忙しい毎日を送る。

 ○…鶴見出身。鶴見の郷土史などを研究している市民団体「鶴見歴史の会」のイベントに参加して地域について学んだことも。「認知症患者をサポートするには地元のことを知るのが大事ですからね」。楽しみは旅行。復興の願いもこめて年2回ほど仙台や福島を旅する。被災地を訪れると、災害時の認知症患者が気にかかる。「もしもの時も皆が認知症について理解しておくことが大切だと再認識し、もっとがんばって講座を開催していかなきゃと気持ちが引き締まる」

 ○…「認知症のケアは笑顔が大事」。その言葉を体現するかのように、本当によく笑う。「私はそれしかないの。大口で笑うなってよく言われてしまうしね」と、笑い飛ばすように言う。しおかぜ会の活動にとっても、「笑い」は大きなキーワード。「話し合い、輪を作って、笑顔になれる講座を私たちは目指している。地域皆が手をつなぎ認知症患者を支えていけたら」。認知症と地域の未来を照らすように、笑顔で言った。

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