文化やスポーツなどを通し広く県民に元気を与え、神奈川全体のイメージアップに貢献した個人や団体に贈られる「第16回神奈川イメージアップ大賞」がこのほど発表され、昨年、体操で世界王者となった区内在住の白井健三選手が大賞に輝いた。
県イメージアップ大賞は、異業種交流を通じ地域活性化を目指す「神奈川21世紀の会」(毎日新聞社主催)の活動の一環で、1998年に会が発足して以来実施されているもの。今年の大賞には、昨年ベルギーで行われた体操世界選手権で床運動の世界王者となった白井健三選手のほか、2団体が受賞した。
受賞のスピーチに立った白井選手は、五輪についても触れ、「両親やコーチに迷惑をかけている分、演技で恩返ししていく。19歳でリオデジャネイロ五輪を経験して、23歳で迎える東京五輪に照準を合わせていきたい」と、今後の意気込みを語った。
「自信」の書も
また、受賞者には昨年毎日書道展で文部科学大臣賞を受賞した書道家・船本芳雲氏による書が副賞として贈られた。書の内容は受賞者が希望した言葉で、白井選手は「自分を信じて」をリクエスト。「体操の演技は6種類あり、自分の色を出せるスポーツ。特徴であるひねりを生かし、どのような場面でも自分を信じて演技したい」という気持ちを込めたという。
今回の神奈川イメージアップ大賞の受賞者、団体は以下の通り。(敬称略、順不同)
【大賞】▽白井健三選手(区内在住・岸根高校2年)/「三陸沖に瀬谷丸を!」実行委員会/MARK IS みなとみらい・Orbi Yokohama
【特別賞】▽JX-ENEOS野球部/県立横浜修悠館高校軟式野球部
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つるぎん27日に4月25日 |
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