区内の病院や診療所などの医療機関と、訪問看護・ヘルパーなどの在宅ケアサービスを行っている事業者らで作る『つるみ在宅ケアネットワーク』の第9回勉強会が2月7日、済生会横浜市東部病院で行われた。
在宅ケアは、療養が必要な人が自宅で医療・福祉のサービスを受けるもの。同ネットワークは、鶴見で安心して在宅ケアを受けられるようにと、「顔の見える関係づくり」を目的に区医師会在宅部門が設立。年2回、勉強会を開くなどして連携強化に取り組んでいる。
当日は、区内の医療・介護従事者ら約160人が参加。「済生会横浜市東部病院の機能と役割」をテーマに、勉強会が進められた。
会の中で、東部病院の現状などを話した医師は、「いつも満床でベッドが足らず、緊急入院の余裕がない」などと問題点を指摘。長期入院となる中等症などは、地域の病院と連携しながら、転院を進めていく必要性などを語った。
また、団塊の世代が75歳となる「2025年問題」にも触れ、「このままでは日本の医療は破たんする。鶴見は病院や診療所など、理解のある人たちが多く、相当進んでいるが、それでもまだまだだと思う。もっと協力していかなければ」と地域完結型医療の促進を呼びかけた。
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