昨年8月に死亡事故が発生したことを受け、バリアフリー型の横断施設が検討されている生見尾踏切で、市はこのほど、地元住民に対し、踏切廃止案を提示した。廃止した踏切の直上にエレベーター付のこ線人道橋を整備するとし、完成イメージ図=写真=も示した。
踏切廃止案は住民代表が出席する検討会で示されたもの。市はイメージ図も作成し理解を求めたが、住民からは地域の連続性の分断などを懸念して、反対の声が相次いだ。
4月中に説明会
市はこれまで、踏切存続3案と、廃止1案の計4案を住民側に提示してきた。
市は3月末に行われた検討会で、「用地取得が困難」などを理由とし、廃止案で検討したと説明。工事完了については、「今年度に設計を行い、地元の理解の上で順調に進めば、約2年程度で完了する」とした。
住民からは「人の流れが変わり商店街の客離れを招く」「住民が踏切閉鎖に反対していても、強行に事業を進めるのか」といった声もあった。市は今後も議論を続ける考えで、4月中に自由参加形式の説明会を開く予定という。
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つるぎん27日に4月25日 |
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