神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2014年5月22日 エリアトップへ

入船公園管理事務所の新所長として維持管理などを行う 斉藤 修さん 旭区在住 59歳

公開:2014年5月22日

  • LINE
  • hatena

目標は公園で友だち100人

 ○…「巡回中に声をかけてもみんな親切。鶴見の人たちとのつながりが楽しみ」。4月1日付で就任した新所長。スタッフは9人。周りは公園における先輩ばかり。「みんな長い経験がある。力を引き出しながら、やっていければ。まずはうちの公園を知らなきゃいけないけどね」。良さや課題を勉強中だ。

 ○…新潟県出身。高校卒業後に上京し、現在入船公園の指定管理者となっている(株)日産クリエイティブサービスに入社した。「ずっと販売畑」という仕事は、親会社である日産の事業所に入る店舗運営などがほとんど。「横浜や追浜とか、転々とした」。60歳を前にして、まったく違う職種に就いたが気負いはない。「いい区切り。同じサービス業。お客様の対応という意味では変わらない」と笑顔を見せる。

 ○…歴史ものの本を読むのが趣味。特に好きなのはローマ時代を描いた世界史。「日本は縄文時代なのに、民主主義ってびっくりですよね。壮大さがいい」。三国志なども好み、通勤中の電車内で楽しんでいる。休日はこれまでの土日休みから変わり、「曜日の感覚がなくなった」と笑う。最近は息抜きという散歩をしながら見る公園が気になる。「こんな花がとか、あの木の長さはとか、この仕事になってから、家族で行っていた公園も新しく見える」

 ○…園内の清掃はもちろん、テニスコートや野球場の整備、園路の木の剪定、花壇の花植えなど、スタッフの仕事は多岐にわたる。「細かいけど、利用者に気持ちよく使ってもらえるように日々努力している」。今後は憩いの場というだけでなく、楽しめる公園を目ざす。「ここに来ればこれが見られるというものを作りたい」。最近整備された生き物が集まるビオトープやバタフライガーデン。育てて、もっと大きくしていく。「公園のサポーターや地域の人たちも協力的で有難い。100人友だちができたらいいね」。ピカピカの新所長の1年目が始まった。

鶴見区版の人物風土記最新6

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

池原 繁尊さん

塗装会社を営み、ボランティアで母校潮田小学校のすべり台の塗装を行った

池原 繁尊さん

仲通在勤 42歳

3月14日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月7日

根本 久さん

寺谷地区で緑化整備を進める住民団体「花と緑の会」の代表を務める

根本 久さん

寺谷在住 76歳

2月29日

井上 愛美さん

めぐみ助産院に勤め、同院の子ども食堂の発起人として活動する

井上 愛美さん

寺谷在勤 37歳

2月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook