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鶴見区版 公開:2014年5月29日 エリアトップへ

「大蛇」が生麦を巡る 6月1日に「蛇も蚊も」

公開:2014年5月29日

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原地区で行われた蛇も蚊もの様子(上)。蛇の髭を作る本宮地区の参加者
原地区で行われた蛇も蚊もの様子(上)。蛇の髭を作る本宮地区の参加者

 生麦の原地区と本宮地区で6月1日、伝統行事の「蛇も蚊も」が行われる。巨大な「蛇」を大人や子どもが担いで家々をまわり、地域一帯が沸き上がる。

 蛇も蚊もは、約300年前から続く行事。悪疫が流行した際、人々が悪霊を封じ込めようと蛇を作り、海に流したことが始まりだと言われている。

 以前は本宮・原地区が合同で行っていたが、戦前から別々に。両地区とも1992年に横浜市無形民俗文化財に指定されている。

体長15m以上

 蛇は、地域住民らが毎年萱などから作り上げる。体長約15m〜20mで、本宮は3体、原は2体作る。一般的な蛇とは違い、角や耳、髭などもあるのが特徴的だ。

 本宮地区では5月24日、蛇の髭作りなどが行われた。漁師町であることから、「萱の編み方などは、漁に使う網の編み方も応用されているのでは」と、本宮地区の内海敏雄さんは話す。

 一方原地区は、毎年祭り当日の早朝から一気に作り上げている。

絡み合いが見物

 蛇は民家の玄関先、商店や病院内なども回る。「蛇に悪霊を食べてもらうように、家の座敷まで招き入れるところもある」と原地区の青木義雄さんは言う。

 クライマックスは、蛇同士が絡み合う場面。本宮地区では、雨の様に蛇へ水をふりかけるパフォーマンスもある。

 本宮は、午前8時から道念稲荷神社=生麦4の27の21=で開始。原は、13時過ぎごろから蛇をかつぎ始める。場所は新明神社=生麦3の13。

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