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東太田リハビリ訪問看護ステーション 地域に寄り添い10周年 リハビリ特化型の医療介護事業展開
「命のかがやきを支えていたい」――。病気の後遺症などで、様々な悩みを抱える人々に対し、リハビリ(社会復帰)に特化したサービスを展開する事業所が鶴見にある。株式会社HRS=鶴見中央=(東太田賢作代表取締役)だ。「少しでも希望を叶えたい」と、利用者を思い10年。節目を迎えた同社の活動に迫った。
同社は、2004年7月、有限会社東太田リハビリ訪問看護ステーションとしてスタート。09年にデイサービス(通所介護)を設立し、12年に株式会社化した。同年に新設したリハビリデイサービス第2は昨年、グループ会社・(株)結丸として分社化し、現在、2社3施設、総勢18人のスタッフでサービスを展開している。
こだわりは「リハビリ超特化型」。これは、リハビリの専門家である理学療法士の東太田社長が、病院勤務などを経た経験から来たものだ。
「まだ身体が思うように動かない人が退院する。その後はどうなるのだろうと思った」。独自で調べた介護保険制度。在宅という広い世界に、感動と不甲斐なさを覚えた。「それならば自分でできることを」と、会社設立に至った。
利用者が運動をしていい状態かを見抜く看護師と、リハビリ専門職がタッグを組む強み。設立当初、月に20件だった利用も、今では500件を超えるほどになった。「地域が後押ししてくれたおかげ」。東太田社長は感謝する。
『もう一度立ちたい』『手を使いたい』。利用者それぞれにある願い。同社は、日常に少しでも近づけるように、人間的なリハビリを心がける。もちろん、全員が希望通りにはいかない。それでも、少しでも命がかがやくように、スタッフ一丸となり、この先も取り組んでいく。
利用者からも喜びの声
09年から同社を利用している照沼靖子さん(90・鶴見中央在住)。頸椎を悪くし、利用を始めたときは歩けなかったが、今では少しの歩行が可能になった。
「東太田さんは親切で温かい人ばかり。気配りして動いてくれるので助かる。今後もがんばってほしい」とエールを送っていた。
「リハビリのおかげで右肩がだいぶ上がるようになった」と話すのは、脳出血で倒れ、右半身に麻痺が残るという大平和美さん(66・鶴見中央在住)。
「実践を重んじてくれるのでいい。皆さん気さくでリラックスもできる。運動主体のデイは少ないので有難い」と笑顔を見せていた。
臨機応変の訪問看護
看護師5人と、区内でも屈指の人数という理学療法士7人が携わるHRSの訪問看護事業。高齢者や難病を抱える人など、利用者は約100人に上る。
同社では、利用者1人に対し、看護師と理学療法士の両者が関われるのが特徴。管理者の佐村牧子さんは、「利用者の状況を見ながら臨機応変に看護とリハビリが可能となり、より良い生活に近づける」と話す。
利用者が回復する姿を見るたびに、その生命力に感動するという佐村さん。「今後も、一人でも多くそういう姿が見たい」。その人らしく生きるにはどうするかを考え、実行し続ける。
通所介護もリハ特化
デイサービスは、午前と午後の交代制で、こちらもリハビリに特化した形で運営。必ず、理学療法士がマンツーマンで利用者と話をするのが特徴だ。
「日常の話を聞きながら、リハビリについて、不足している部分などをアドバイスしている」と語るのは、管理者の扇山強さん。個人ごとに運動のプログラムを用意し、休まずに長く続ける人が多いことが、施設の雰囲気の良さを裏付ける。
通所当初は落ち込んでいた人が、前向きになることもよくあるという同施設。扇山さんは、「生活の助けになり、頼られる存在でありたい」と話している。
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