鶴見消防署寺尾消防出張所の工藤拳人消防士が、通勤途中の電車内で、突然倒れた乗客の命を救った。8月20日にはJR東日本などから工藤消防士へ感謝状が贈られた。
救出劇があったのは8月2日朝。工藤さんが通勤のため乗車していた京浜東北線の車内で、急病人が出たというアナウンスがあった。周囲の様子から隣の車両に急病人がいることに気付き、現場に駆け付けると、50代の男性が椅子から床に崩れ落ち、倒れている状態だった。
工藤さんは、駅員や乗客と協力しズボンのベルトを緩めて男性を観察し、心肺停止であると判断。救急隊が到着するまでの間、心臓マッサージやAEDによる除細動を繰り返し、一命をつなぎとめた。
工藤さんは、「救助できたのは、居合わせた乗客や駅員などの迅速な対応や日頃の先輩の指導があったから。これからも訓練に精進したい」と話していた。
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