キリンビール(株)横浜工場で9月24日、150年前のビール製法を実践する「コープランドの夢」ビールづくり体験教室が開催され、約30人が参加した。
この教室は、同工場が2003年から行っているビールづくり体験教室の累計受講者数が3万人を突破したことで、記念に開催されたもの。参加者は、今年で来日150周年を迎えた、日本のビール産業の父と称されるウィリアム・コープランドのビール製法を実際に体験。ホップの添加や氷を用いた冷却を行うなど、昔ながらのビールづくりを楽しんでいた。
コープランドは、日本で初めて本格的なビールの醸造販売を始めた人物。彼が中区山手に置いたスプリング・バレー・ブルワリーは、キリンによって引き継がれている。同工場広報担当の籠倉啓子さんは「コープランドは、日本人が飲むビールを作りたいという夢を抱いていた。150年前に思いを馳せて作ってもらえたら」とねらいを話した。
千葉県で飲食店を経営している参加者は「温度調整が繊細で大変。もろみをぐるぐる回したりできて楽しかった」と満喫していた。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|