鶴見区版 掲載号:2015年1月29日号 エリアトップへ

2月から開所する馬場地域ケアプラザの所長を務める 芳賀(はが)一巳(かずみ)さん 磯子区在住

掲載号:2015年1月29日号

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地域に寄り添う相談役

 ○…馬場周辺の住民にとって長年の念願だったケアプラザが、いよいよ2月からオープンする。「住みやすく暮らしやすいふるさとを、地域住民は望んでいる。相談に乗りながら、利用者のやりたいことを支援していきたい」。所長として福祉の向上に努める。鶴見への赴任は初めて。「赤門祭りや寺尾城址など、歴史と文化の香りを地域から感じる」と、馬場での職務を心待ちにしている。

 ○…山梨県生まれ。都会への憧れを抱き、大学進学を機に上京した。「当時はお金がなかったから」。叔父の誘いで日本鋼管へ就職し、学費と生活費を稼ぎながら学業も両立させた苦労人だ。卒業後、「市民のために働きたい」との思いから横浜市に就職。下水道や区画整備などハード面の充実に尽力した。定年後は「現役時代叶わなかった、人と接するソフト面の仕事をしたい」と決意し、キャリアの集大成として福祉の道を選択。特養老人ホームの施設長を務めた後、旭区の笹野台ケアプラザの立ち上げに関わり、所長として地域の要望に耳を傾けてきた。

 ○…毎週日曜日には、近隣住民や妻とテニスを楽しむといった若々しい一面も。「何歳になってもできるのがいい。ラケット一本で手軽」と魅力を語りながら自然と顔をほころばせる。「かれこれ20年続けている。コート取りは大変だけどね」。柔和な語り口から温厚な性格が滲み出る。

 ○…馬場周辺の課題を、早くも肌で感じている。「山坂が多く移動が難しい。買い物難民のお年寄りもいると聞く」。かつて旭区のケアプラザで実施していた送迎ボランティア事業の開始も視野に入れている。鶴見区の健康寿命は市内最低クラス。高齢化も進行している。「家に閉じこもるのではなく、一歩外に踏み出すことで衰えを防止できる。体操教室や歌声喫茶など、健康志向の事業に力を入れたい」。いきいきと暮らせるまちづくりを目ざし、住民に寄り添う。
 

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