生麦第二地区の名所や花見スポットなどのみどころをまとめた「生麦第二地区魅力マップ」2万部が、このほど完成した。作成したのは自治会をはじめとした地域住民らから成る「生麦第二地区地域のつながり実行委員会」(青木義雄会長)。1月26日から同地区の全約1万5千世帯に配布されている。
作成のきっかけは、住みよい福祉のまちづくりを目ざす区の地域福祉保健計画「鶴見・あいねっと」。2012年2月、地区別計画を話し合う集まりの中で、地図上に人の集まる場所や隠れた名所などを書き込むと、とめどなくあふれていったという。
その後、青木会長を中心とした自治会メンバーらが運動会などで地域住民へのヒアリングを重ね、マップ作成を決意。昨年2月に自治会や地区社協、ケアプラザなど10団体約30人で構成される同委員会を立ち上げた。
青木会長は「地域の魅力を共有し、暮らしに活かすことでよりよいまちになれば」とねらいを話す。
夜景スポットも
製作期間はおよそ1年。マップはA2二つ折りの両面カラーで、生麦地域、東寺尾地域、岸谷地域の3エリアと全体地図が分かれて記載されている。
地図上には名所のほか、夜景、桜、花火、初日の出、富士山の鑑賞スポットも掲載。場所の選定からデザインまですべて同委員による手作りだ。岸谷第四自治会の会長で同委員の持丸留久さんが「意外と知らない場所も多かった」と話すように、地元民も目を丸める情報が満載となっている。
青木会長は「新たにウォーキングマップを作成して健康増進に役立てたり、歴史マップに発展させて郷土愛の醸成に繋げたい」と今後も新たなマップの作成に意欲をみせた。
完成したマップは現在、同地区約1万5千世帯に配布されているほか、地区センターやケアプラザ、区役所などにも置かれる予定だという。
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