鶴見区版 掲載号:2015年4月2日号 エリアトップへ

朝日町自治会 津波一時避難所を確保 町内集合住宅と交渉

社会

掲載号:2015年4月2日号

  • LINE
  • hatena
避難所案内を持つ山田会長(右)と澤井孝副会長
避難所案内を持つ山田会長(右)と澤井孝副会長

 臨海部のある鶴見の防災にとって、津波対策は課題の一つだ。区内の沿岸部は慶長型地震による津波で、最大2m未満まで浸水すると予測されている。

 津波避難には、より速く、より高い場所へ逃げることが重要となる。津波で町の一部が最大約1m浸水する可能性がある潮田東部地区の朝日町自治会(640世帯)は、町内のマンションなど8施設と交渉し、独自に一時避難所を設定している。避難所は、町会を9つに分け、各エリアに設置。市の指針に則り、鉄筋コンクリート造などで3階以上の建物を選んだ。住民は津波警報発令の際に避難所へ逃げ、警報解除まで通路や階段、屋上などで待機する。

平坦で高台なく

 「海岸という地形に危機感があった」と、山田清同会会長は話す。東日本大震災以降、住民からも不安の声が挙がっていた。同町は、平坦で高台もなく、移動が困難な高齢者のためにも一時避難所が必要だった。

実践には不安も

 同町は、避難所を記載したマップやチラシを配布し、避難方法の定着も図っている。さらに、各避難所に対しては、震災時の心配事を聞くアンケートも実施。その結果避難者用のトイレが必要とされていることがわかり、現在簡易トイレなどを各避難所へ設置中だ。

 しかしまだ不安は解消されていない。「冬場に建物の通路や階段で長時間過ごす場合の対策も課題。また、避難してきた住民全員を収容できるかも未知数」。

 同町は今後も避難訓練やマニュアル作り、講演会などを通じて対策を強化していくという。

同じ住民で助け合いを

 一時避避難所を確保する同町の試みは、近隣町会でも検討されているという。「同じ生活圏で生きる人を助ける気持ちがあれば協力し合える」。人を思いやる気持ちと共に、共助の取り組みは広がっていく。
 

横浜市鶴見区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

鶴見区版のローカルニュース最新6

青春歌謡コンサート

ピアノと言葉で世界旅行

ピアノと言葉で世界旅行 文化

寺尾地区センでコンサート

11月25日号

潮田の歴史探訪

潮田の歴史探訪 文化

地区センで12月

11月25日号

ペタンクに80人

ペタンクに80人 スポーツ

区老連がスポーツ大会

11月25日号

区内ゆかりの書を堪能

区内ゆかりの書を堪能 文化

鶴見書人会が展示

11月25日号

生麦、岸谷商店街で周遊企画

生麦、岸谷商店街で周遊企画 文化

スタンプラリーに持ち帰りグルメ

11月25日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月18日0:00更新

  • 10月14日0:00更新

  • 9月16日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年11月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook