釈迦の誕生を祝う「花まつり」が4月4日、佃野町の智廣寺(ちこうじ)で開かれた。会には主催の鶴見区釈尊奉賛会や区仏教会の関係者、地域住民らが出席。法要などを行い、お祝いした。
花まつりは、仏教の開祖・釈迦の誕生日(4月8日)を祝う行事。区内では戦後から始まり、仏教会各寺院を会場に、毎年行われている。区仏会の宮田隆伸会長が「今ある命に感謝しながら甘茶を注いで」と呼びかけると、訪れた人たちは設置された釈迦像に甘茶を注ぎ、祈りを捧げていた。
オリジナル劇で啓発も
会場となった智廣寺では両会による法要に先立ち、初めて「子ども花まつり」を企画。県内を中心に朗読劇を行っている団体「えほんをよむ」が制作した「お釈迦様の誕生」などが披露された。映像と生の音楽で進められる劇に、参加した親子連れ約40人は、楽しみながら花まつりの意味などを学んでいた。
同寺の橋本正博住職は、「朗読劇は宗派を超えて楽しんでもらえた。小さい頃から寺などに親しんでもらいたいと制作を頼んだもの。広がっていけば嬉しい」と話した。
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