地域の主婦たちが企画し、子育て情報などを盛り込んだ地図「つるみままっぷ」の全域版がこのほど完成した。
母目線で楽しみながら
「ままっぷ」は、子育て中の母親目線で作る地図として2009年に北寺尾在住の主婦・今井幸子さんが発案。これまでに「てらお」「にし」「きた」「みなみ」の4地区で発行されてきた。
全域版は、各地区のマップ制作メンバーを中心とした40人が参加し、4枚を1枚にまとめあげた。
第1弾は8人からのスタートだったが、活動に賛同する母親たちの輪はこの6年で拡大。「マップ制作は、ママ友との貴重な情報交換の時間であり楽しみ」と今井さんは話す。
記号でわかりやすく
全域版は4地区のマップを統合しただけでなく、記号表示をさらに増やすなど改訂した部分もある。外国につながりのある人にも好評だと聞き、文章説明を減らしマークで表記した。
制作費は横浜YMCAや区の助成を利用したほか、東宝タクシー(株)が協賛。今後も同社の協力のもと、地域の企業から協賛を集め、改訂版を制作する予定だ。「ママ主体ではあるが、区や企業の支援を受け、地域一丸になってやってきた。今後も皆で鶴見を良くしていこうという気持ちを大切にしたい」と今井さんは話している。マップは1万2千部発行。区役所やケアプラザ、地区センター、コミュニティハウスに設置。育児教室などでも配布する。
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