鶴見火災予防協会に所属する区内企業の新入社員を対象に4月10日、消火訓練や救命講習などの防災研修が生麦出張所で行われた。
この研修は、鶴見消防署職員が講師として、希望のあった事業所を一同に集めて毎年実施されている。同署の二本木純一予防課長は「研修を行いたくても時間を割くことができない事業所のために行っている。昨年も適切な救命措置で同僚の命を救った例があった」と研修の意義を語る。
当日は20社約40人が参加。小型消火器や小型ポンプを実際に用いた消火訓練の後、心肺蘇生法も体験。真剣な眼差しで消防士の話に耳を傾けていた。
参加した(株)横浜スーパーファクトリー=末広町=の鈴木里奈さんは「救命講習は教習所で習って以来、4年ぶりだった。思い出す機会となってよかった」と充実した表情で話した。
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