働きながら学ぶ学生支援 サンプラス(株)が奨学制度
電気通信工事会社のサンプラス(株)(小早川文樹代表取締役)=生麦1の12の1=が、経済的理由で中学・高校進学を断念しなければならない子どものための奨学金制度を独自に実施している。奨学生は、学費の貸与を受けながら、同社で電設関連の業務に携わる。
同社は、電気通信工事業などを手掛ける従業員58人(2014年4月現在)の企業。社会貢献の一環として奨学金制度を導入した。「業界の若い担い手確保にもつなげたかった。勉強する意欲はあっても経済的理由で働かざるをえない子は少なくないと思う。彼らを応援できれば」と小早川代表はねらいを話す。
対象は、定時制や通信制高校、または専門学校(電気設備・建設分野等に付随する学校に限る)などに通いながら、勤務と学業を両立できる人。
同社からは高校在学3年間(専門学校は2年)の学費として200万円までが貸与され、学生は働きながら返納する。勤務時は電気工事の専門技術の修得を目ざし、手に職を付けられるよう育成する。
「できれば卒業後も当社で継続して働いてもらえたら。他社にも取り組みが広がればうれしい」と小早川代表は期待している。
応募は随時受付中。応募には中学校長・高校校長の推薦状などが必要。他の奨学金の併用受給も可能。面接などの審査あり。採用は若干名。
詳細についての問合せは同社【電話】045・500・5255。
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