指定された区域内の制限速度が時速30Kmとなる「ゾーン30」の強化日となった6月30日、区域設定されている矢向小学校周辺で、鶴見警察署による見守り活動が行われた。
ゾーン30は、事故抑止を目的に、住宅地等をゾーンとして設定し、その区域内の道路では制限速度を時速30Kmとするなど、歩行者の安全を確保するための交通規制。90年代に欧州の都市部で広がり、日本では2011年から始まった。
区内の指定区域は現在、矢向小学校地区と上寺尾小学校地区の2カ所。区域内に制限速度を示す標識を立て、ドライバーなどへの周知を図っている。
区域の設定について鶴見署交通課は、危険度を考慮しながら申請しているとし、寺尾小学校地区で申請中だという。
認知度向上へ
神奈川県警では、毎月30日を「ゾーン30の日」とし、区域での活動を強化している。矢向小周辺にはこの日、白バイ隊員2人を含む、5人の警察官が下校時刻の児童らの見守りを行った。
ただ、ゾーン30について同課は、「認知度はまだまだ不足している」という認識を示しており、交通安全キャンペーンや、住民への安全講話などの際にPRしていきたいとしている。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |