1955年の開校から60年を迎える寺尾小学校(佐藤正子校長・児童数677人)で7月18日、地元住民らが参加し周年を祝う「60周年祭」が開かれた。当日は、卒業生らによるワークショップや、自治会が協力する縁日、父兄による花火大会などが行われ、地域を挙げて同校の節目を祝福した。
イベントは、60周年事業のメーン行事の一つ。卒業生や自治会による企画を盛り込み、子どもたちと地域との交流企画となっている。高雄孝治実行委員長は、「学校を見守ってくれた人への感謝が事業のテーマ。ワークショップや縁日企画で地域住民がさらに学校へ愛着を持ち、子どもたちからの恩返しにもなれば」と話す。
当日行われたワークショップでは、卒業生のバイオリンリサイタル、鶴見第8分団の消防体験などが開かれた。縁日には、同校周辺の5自治会によるゲームコーナーなどが並んだ。
池谷戸自治会の杉浦節子会長は、「これだけ大勢の子どもたちと一度にふれあえることはなかなかない」と笑顔を見せていた。佐藤校長は、「祝福の気持ちで地域の方々が集まってくれ、うれしい。皆さんの気持ちをこの先もつなげていきたい」と話していた。10月20日には、同校で記念式典が開かれる。
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