鶴見区版 掲載号:2015年9月25日号 エリアトップへ

鶴見大学の地域貢献サークル「風露の香」の代表を務める 鈴木 謙太郎さん 潮田町在住 22歳

掲載号:2015年9月25日号

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「取敢えず」で生む成長の糧

 ○…「ふとした時に、少し暗い表情になるのを感じる。会話するごとに何かできないかと」。区の委託を受け、NPO法人あしほが運営している困窮世帯の小中学生支援「つるみ元気塾」。昨年のサークル立ち上げ当初から、学習支援のために学生を派遣してきた。昨日24日、さらなる支援を目ざし、「つるみどりプロジェクト」と題して文具メーカー、区内文房具店と協力して寄付金付きボールペンの販売を開始した。今年2月から半年かけたプロジェクト。「代表者として意見をまとめるのは大変だった。不安しかないが、買ってくれたら嬉しい」

 ○…生まれも育ちも鶴見。自治会のゴミ清掃や防犯パトロールなど、父の代わりに出ることもある。ボランティア精神旺盛かと思いきや、「頼まれたら断れない性格。とりあえずやってみるかという軽い気持ちで」と苦笑する。サークル立ち上げも、ボランティア関係に強い教授からの勧めがあったから。ただ、やってみると裏方の大変さ、ボランティアの苦労が痛いほどわかった。「大きな経験。成長できたと思う」

 ○…大学で始めたベースが今の息抜き。好きなバンドは「東京事変とゲスの極み乙女」。時間ができたら野外イベントにも行きたいという、至って普通の若者だ。疲れたときには音楽を聴き、自分を奮い立たせる。「夏ごろに体調を崩して、今回のプロジェクトをやめようかとも思ったけど、音楽に救われた」とほほ笑む。

 ○…今後も鶴見を盛り上げたいと願う。「学生のアイデアで変えていきたい。みんなが成長できる場にもなれば」。このサークルを設立するまでは、補佐的な役割が多かった。初めての主体的な大型企画。まずは目の前にあるものに全力投球する。一つの真実を求め、向かい風をくらい露に濡れる野に腰を下ろす僧侶の姿にこそ、輝かしい人生の象徴を垣間見る――禅語「風露香」に倣い、真摯に謙虚に、地域貢献に取り組んでいく。
 

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