鶴見区内の公立中学生が11月20日、小学生向けに行った非行防止教室の成果を、鶴見警察署で報告した。
鶴見区学校・警察連絡協議会(木藤肇会長)が主催する「鶴見区内中学生サミット」として実施されたもの。サミットは、中学生自身に犯罪などの予防について考えてもらおうと、2012年から開かれている。
今年は、中学生が児童に向け非行防止教室を開催。非行少年は、犯罪を犯罪だと認識していない場合が多く、早くから規範意識を身に着けさせるのが重要だという。「小学生は近い世代から教える方が受け止めやすい。中学生もより規範意識が高まる」と同署は話す。
当日は、9月から11月に行った教室の成果を報告。生徒制作のDVDやクイズを活用するなど、各校工夫を凝らしていた。寛政中学校の生徒らは、「またこういう機会があればさらに易しい言葉で教えたい」と語っていた。また、当日は小学校の代表児童も見学。鶴見小の児童は、「自分も中学生になったら小学生に教えたい」と話していた。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|