鶴見区版 掲載号:2015年12月10日号 エリアトップへ

横浜市 「ダブルケア」対策を始動 現状把握に向け研究会

社会

掲載号:2015年12月10日号

  • LINE
  • hatena
研究会など共催の勉強会=30日
研究会など共催の勉強会=30日

 少子高齢化と晩婚化に伴う育児、介護の同時進行「ダブルケア」を支援しようと、横浜市が動き出している。市や大学、関係団体が参加した研究会が担い手になる事業者向け相談会を今月開催するほか、市内の実態把握を行った上で、来年3月には市発行の政策研究誌で成果を発表し、政策に生かす方針だ。

高齢化晩婚化 急速に進行

 ダブルケアをめぐっては、働き方や家族構成など主に女性をとりまく背景の変化があり、当事者の孤立や企業の人材流出などが問題視されている。市政策局は「晩婚化が進む2000年以降、核家族が減り単身世帯が増えている。40代で出産した働く女性なら、仕事と育児、親の介護を同時に担うケースもあり、体力的な負担は大きい」と指摘する。

 5年前の国勢調査に基づく12年の市の推計によると、25年に75歳以上の人口は10年の33万人から59万人に増え、30〜40代は116万人から91万人に減ると予測。一方で出産年齢が35〜39歳の母親の割合は、02年の14・5%から10年間で26・4%と急増している。

 25年には10年比で出生数7千人減、子育て世代25万人減、就業者5万人減などの推計もある。高齢化や晩婚化に対応した育児、介護支援の産業育成、情報共有化が喫緊の課題と言える。

12月中に相談会

 こうした状況を受け、市政策局は横浜国立大学経済学部附属アジア経済社会研究センター、横浜市男女共同参画推進協会と、9月に研究会を発足。約50人が参加した。今後は企業やNPO、研究機関等に参加を呼びかける。3回目は12月中の予定で、複数の事業者を交え、テレワークなど多様な働き方の支援について相談会を行う。同局は「企業間で連携しノウハウを共有していきたい」と期待する。

 支援活動を行う任意団体「ダブルケアサポート横浜」の当事者向けプロジェクトのリーダー、植木美子(よしこ)さん(43)は「既存の仕組みや市局同士の連携など横のつながりを生かし、孤立する当事者の支援が必要」と話す。来春の成果発表に加え、市はウェブサイト改編に伴い、ダブルケアをモデルにした総合データベース「地域力ポータルサイト」も開設する予定。各部署にまたがる情報を共有、可視化し、産業育成や雇用創出にもつなげていく考えだ。

横浜市鶴見区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

鶴見区版のローカルニュース最新6

横浜市役所で申請支援

マイナンバーカード

横浜市役所で申請支援 社会

無料の顔写真撮影も

6月30日号

ふるさと納税を学ぶ

ふるさと納税を学ぶ 社会

鶴見中央でセミナー

6月30日号

還付金詐欺を未然に防止

還付金詐欺を未然に防止 社会

矢向郵便局へ感謝状

6月30日号

新幹線望む崎陽軒ルーム

新幹線望む崎陽軒ルーム 経済

ホテルアソシア新横浜に

6月30日号

市役所で公開1次審査

まち普請

市役所で公開1次審査 社会

傍聴可、生配信も

6月30日号

80周年式典 1000人集う

学校法人 武相学園

80周年式典 1000人集う 教育

6月30日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月7日0:00更新

  • 3月31日0:00更新

  • 3月24日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook