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鶴大生 「あしほ」の子供貧困に寄付 ペン1千本販売分で

社会

掲載号:2015年12月24日号

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寄付を贈呈した学生と野口理事長(右から4人目)。左2人はゼブラ社員
寄付を贈呈した学生と野口理事長(右から4人目)。左2人はゼブラ社員

 鶴見大学の地域貢献サークル「風露の香」が、今年9月から進めていた寄付金付きボールペン企画で、用意した1千本の販売が終了したことを受け、寄付先としていたNPO法人あしほ(野口幸子理事長)=鶴見中央=に12月14日、集めた寄付6万5603円を贈呈した。あしほが区内で実施している子どもの貧困対策事業に使われる。

学生ら主体的に

 寄付金付きボールペンは、大手文具メーカーのゼブラ(株)が全国の大学や社会福祉協議会などと協働で展開している企画。同社製の筆記具にオリジナルデザインを加え販売し、売上の一部を寄付するというものだ。ゼブラは販売本数に応じて、一律1本3円を寄付する仕組みとなっている。

 学生が、あしほの事業に学習支援などで関わる中、今回の企画にいたった。

 販売には、区内老舗文房具店の(株)マルハチ=鶴見中央=が協力。ゼブラ担当者によると、同企画を実施するのは授業の一環などが多く、学生主体は珍しいという。また、寄付先が共同募金などではなく、民間NPO法人だったのは全国で初めてだという。

「みんなの力」

 1本200円(税込)で販売したボールペンは、当初500本を用意したが、約3週間で完売。500本を増産し、秋ごろにあった区内イベント時にも販売するなどして売り切った。

 寄付金は、マルハチの好意で利益分も上乗せして1本56円とし、イベントで集めた募金も充てた。

 参加した関田昇広さん(文学部3年)は「責任ある活動で初めは不安だったが、イベントで販売していると、皆さん協力的で嬉しかった。購入してくれた人みんなの力」と話す。

6人に一人が困窮

 設立以来20年、ヘルパーステーションの運営など、主に高齢者や障害者の介護事業に取り組んできたあしほが、子どもの貧困対策事業に乗り出したのは3年前。日ごろ高齢者事業に励む中、子どもたちを取り巻く現状も垣間見えたのがきっかけだったという。

 「6人に一人、30人のクラスに5人。日本にも貧困の子どもたちがいる」――学生たちは今回、国内の現状を訴えるリーフレットも作成した。

 野口理事長は「この問題は想像以上に課題が多いことが取り組んでわかった。学生が社会に目を向けてくれたことがうれしかった」と感謝する。

 毎週あしほが行う学習支援に参加し、今回の企画にも携わった清水浩太郎さん(文学部2年)は、「実態を知り、いつも見ている子どもたちを応援したいという気持ちが強くなった。辛いときもあったが、協力してくれた人に感謝したい」と振り返る。

 あしほの子ども支援事業担当者は「リーフレットで現状を伝えてくれたのは、この次の活動にもつながるもの。地域にも理解が広がっていけば」と話した。

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