鶴見区版 掲載号:2016年1月28日号 エリアトップへ

運営するデイサービス施設で「こども食堂」を開設した 石田 輝樹さん 駒岡在住 33歳

掲載号:2016年1月28日号

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行動が生んだ濃厚な人生

 ○…業務後の施設を使い、子どもが1人でも気軽に立ち寄れる「こども食堂」を1月20日に開設した。「スタッフからこども食堂の話を聞き、ピンときた」。3年前に会社設立後、地域に貢献したいと思いを強くしていた昨夏、半年で開店にこぎつけた。「地域の元気は子どもが作る」。そんな思いからだった。「孤食の問題など、色々調べて後から知った」。一人っ子の幼少期、「誕生日会で友だちと食べるのが楽しかったのを覚えている。そんな思い出を作ってもらえれば」

 ○…区内駒岡でリハビリ専門デイサービスを2店舗運営する。独立のきっかけは、新横浜の病院に理学療法士として勤務していたとき、退院した患者から「リハビリできるところがない」と言われたことだった。高校時代、所属していた野球部のトレーナーを見て、「人の役に立ちたい」と志した理学療法士の道。「良いものが地域にあれば、貢献につながる」。安定から一転、思い切って一歩を踏み出した。

 ○…事務所のそばに新居をかまえたが、「おかげで休みの日も仕事をしてしまう」と苦笑する。看護師でともに会社を切り盛りする妻から、「休みはオフにするために旅行に行こう」と提案があり、先日、大阪に一泊二日で旅行へ。また頑張ろうと思えるほど、リフレッシュできた。「一緒に働きながら気にかけてくれる。妻には感謝です」

 ○…起業してすぐ、疲労から髄膜炎で3週間入院するなど、順風な船出ではなかった。それでも、目の前の一人が笑顔になってくれる。ダイレクトに伝わる喜び。「濃厚な人生」とほほ笑む。「平社員の自分でもできた。スタッフにも体験してほしい」。予防事業をしたいというスタッフに賛同し、ピラティス教室も始めた。「まずはできることからやっていく」。転勤族だった両親。地元という地元がないからこそ、地域への思いは強い。「ここを地元にしていきたい」。一歩ずつ行動し、一つずつ思いを形にしていく。

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