神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年1月28日 エリアトップへ

潮田西部 4年無火災で市長表彰 鶴見区初の快挙達成

社会

公開:2016年1月28日

  • LINE
  • hatena
表彰された中村会長(左から2人目)と杉浦会長(同4人目)
表彰された中村会長(左から2人目)と杉浦会長(同4人目)

 潮田西部地区自治連合会(中村壽晴会長/約1300世帯)が4年間連続無火災を達成したことを受け、1月19日、市長表彰を受けた。市長表彰は1992年からの統計で、市内でも22件のみとなり、区内では初めて。

 横浜市における連続無火災表彰基準は、世帯数ごとに達成期間を設定。同会が該当する5千世帯未満では、2年間で「市民防災の日」推進委員長表彰、その後1年経過ごとに消防局長、横浜市長と続く。

 同会は2011年12月23日から無火災を継続中(1月24日現在)。過去には09年から11年までの3年間にも達成しており、鶴見署は「高いレベルでの防火意識を持ってもらっている成果。他地区にも無火災が広がれば」と話す。

身近な心がけ

 防火対策に特化した定期的なパトロールなどは行っていないという潮田西部地区。中村会長によると、「日ごろから放火されないまちづくりを心がけている」という。

 同会では、犯罪防止や更生理解などを推進する「社会を明るくする運動」の一環で、入船消防出張所に講師を依頼。放火をテーマに講演会を開くなど、意識向上を図っている。

 中村会長は、「古いまちだから、知らない人が来るとすぐわかるという側面もある」と分析。空き家対策や不法投棄のゴミをすぐ片づけるなど、身近なことから気をつけているとし、「無火災が続くにつれ、年々意識も高まっていった。みんなでやった結果。今後も続けたい」と話した。

 また、表彰当日は、生麦第二地区連合会(杉浦節子会長/約1万世帯)も半年無火災を達成し、基準により、「市民防災の日」推進委員長表彰を受賞した。

放火減で区全体減少

 昨年1年間の市内火災概況(速報)がこのほどまとまり、鶴見区は69件で、前年からマイナス45件だった。鶴見消防署は、直接的な要因は不明としながらも、「住民の皆さんの心がけのおかげ」と説明している。

 同署によると、区内では、中でも放火が昨年の39件から15件減少し、大幅なマイナスにつながった。一方で、発生件数は市内18区中、中区と同件数で最下位となっている。

 同署は、「署としても常日頃から声をかけているが、区民一人ひとりの意識が重要になる」と協力を呼びかけた。

鶴見区版のトップニュース最新6

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

鶴見線や地域の歴史を調査

入船小学校旧5年1組

鶴見線や地域の歴史を調査

鶴見駅にレポート掲示も

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook