法政大学女子高等学校で1月30日、スーパーグローバルハイスクール(SGH)中間発表会が開かれた。当日は、公開授業のほか、生徒主体で社会課題に対する解決策を考察する学習プログラム「PASS」の報告があった。
SGHは、企業などと連携した学習やフィールドワークなどを通し国際的に活躍できる人材を育成する学校。文部科学省が指定し、全国に約100校ある。同校は、2015年度に指定を受け、持続可能な社会の担い手となるグローバルリーダー養成のための学習プログラムを実施する。
教員は見守り役
「PASS」は、SGHの学習の一環として実施している活動。生徒は多文化理解や女性の働き方、環境問題などの課題を取り上げ、グループごとに具体的な解決プラン立案を目ざす。教員は見守り役となり、テーマの研究方法から生徒自身が検討。15年度は1年生が参加し、今後3年かけて学習を深めていく。
発表会では、事前にあったプレゼン大会で好成績だった4グループが登壇した。大会1位チームは、難民支援のため実施した、古着の募集活動の成果を発表。地元の杉山神社保育園や岸谷小学校などの協力を得て、段ボール150箱分の洋服を集め、難民向けに服を寄贈しているユニクロへ届けたという。今後は服の募集先を増やし、服以外の物資集めにも取り組んでいきたいと意欲を見せていた。
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