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鶴見川漕艇場 今春乗艇再開へ改修 3月末完了目ざす

社会

掲載号:2016年2月25日号

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 ボートの乗り場となる「台船」の支柱の腐食により、2015年6月から乗艇利用を停止している元宮の鶴見川漕艇場で、2月26日から支柱の改修工事が始まる。工事を委託する横浜市は、3月末までに改修を終え、4月から乗艇利用を再開させたいとしている。

 鶴見川漕艇場は、市が1988年に開設。ボートやカヌー46艇を備え、子どもからシニア層まで年間延べ3万人が利用していた。

 しかし、ボートの発着時に利用するフロート「台船」を支えるため、川に立てられている柱が、腐食していることが発覚。15年6月下旬から半年以上の間、乗艇利用ができなかった。

 乗艇利用停止を受け、漕艇場を活動拠点としていたNPO法人横浜市ボート協会(鈴木信太郎会長)は、早期再開を要求する請願書を市へ提出。1800人の署名を集めた。地域の要望に応え、市は15年度中の改修を決めた。

 工事では、川に立てられた柱6本の腐食している部分を交換する。塗装も腐食しにくい仕様にする。

 工事完了後も、異常を早期発見するため点検方法を工夫するという。乗艇利用が停止される以前は、陸地から目視で水に浸かった柱の状態を全て確認するには限界があった。「水中に棒などを入れて柱に触れるようにして点検できれば」と市担当者は話している。

利用者は安堵

 再開の目途が立ち、鈴木会長は「本当に喜ばしい」と安堵する。漕艇場を拠点に毎年様々な行事を実施してきた同会。乗艇利用停止中は、大会を中止にせざるをえなくなった。「首都圏の中でも交通アクセスが良く、艇の手入れもされ、評価の高い施設。多くの人が再開を待ち望んでいた」と鈴木会長は語る。

 4月17日には、毎年恒例のボートレースが控える。「鶴見川に漕ぎ出す日が待ち遠しい」と再開を心待ちにしている。

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