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鶴見区版 公開:2016年3月3日 エリアトップへ

鶴見警察署管内 人身交通事故が急増 高齢者や二輪車関連多発

社会

公開:2016年3月3日

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反射材を貼り付けてもらう高齢者
反射材を貼り付けてもらう高齢者

 鶴見警察署管内で人身交通事故が急増している。前年比との増加率は、県内ワースト。緊急対策として同署は、2月24日、交通安全キャンペーンを鶴見区役所前で実施した。

 同署管内の人身交通事故件数は105件で前年から40件増加(2月22日現在)。特に高齢者と二輪車に関係する事故は前年同期比で倍以上となっている。地区別では、国道周辺の下末吉地区、鶴見中央地区、尻手地区、矢向地区での発生がやや多い傾向にある。

 同署は、増加の原因を「特定はできない」としながらも、高齢者や二輪車が絡む事故を警戒する。中でも高齢者関連の事故は、15年末から年明けにかけて死亡事故が立て続けに発生した。 原因は道路を横断歩道がない場所で渡ろうとする「乱横断」。「急いで渡りたいがために歩道橋や横断歩道を使おうとしない高齢者が多くなっている。本人が思っている以上に車は速く、歩行速度は遅く、渡りきれずに事故に遭うケースもある」と同署は話す。

緊急キャンペーンも

 同署では、2015年1年間の事故件数も5年ぶりに増加。対策として、事故多発地帯でのパトロールや交差点での交通マナー是正指導を強化し始めている。さらに、24日には緊急対策としてキャンペーンを実施。高齢者に対し、反射材を配布し、その場でステッキや靴に貼り付けた。「夜間は車から歩行者が見えにくく事故に遭いやすい。活用していない人はまだ多いので、普及に努めたい」と同署は対策を進める。

 今後も自治会町内会での交通安全教室を行うほか、免許更新時に教習所で講習を受ける70歳以上に向けて定期的に注意喚起を実施するなどして、減少につなげていきたいとしている。

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