生麦第二地区を中心に、ウォーキングコースや、各町会による体操教室といった健康関連事業をまとめた「生麦第二地区健康づくりマップ」がこのほど完成した。同地区内の地域住民らからなる実行委員会が製作。メンバーは「色々な場面で利用してもらい、地域の交流が深まれば」と話す。
マップは昨年に続き2種類目。4年前、住みよい福祉のまちづくりを目ざす区の地域福祉保健計画「鶴見・あいねっと」の話し合いの中から生まれた企画だ。同地区自治連合会の地域住民らに加え、東寺尾地域ケアプラザなど10団体約30人が、生麦第二地区地域のつながり実行委員会を立ち上げ、製作にあたってきた。
前回は「魅力マップ」と題し、地区内を生麦、東寺尾、岸谷の3エリアにわけ、名所や花見、富士見スポットなどを盛り込んだものを作成。今回は、来年度からスタートする第3期あいねっとの中で、新たに「健やかに暮らせる地域づくり」というテーマが設けられたことから、「健康づくり」に主眼を置いて企画した。実行委員会で会議を重ねながら、一から作り変えたという。
記録紙も製作
サイズはA2版で、表面には全体地図を配置。住んでいるところによっては地区外も対象となるとして、總持寺方面や隣接する神奈川区付近も入れ込んだ。さらに各町会が企画している体操や介護予防教室、カラオケといった事業の情報も掲載。裏面には、おすすめコースとして、目的別に楽しめる8ルートを設定した。
また、A4サイズほどの記録紙も別に製作。利用者が自分用コースの作成や、歩いた日付から楽しかったことなどを記載する欄も設け、継続的に利用できる工夫を凝らした。
実行委員会の代表を務める青木義雄さんは「まちがつながることが目的。歩くことで地域を知って交流できれば」と話した。
1万5千部が刷られ、各世帯に配布されるほか、区役所や東寺尾地域ケアプラザなどでも配られる。
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