江ヶ崎町内会(黒川治宣会長)は、2009年に発行した地域防災マップ『江ヶ崎の防災』を、このほど6年ぶりに改訂し、町内会加入の全戸2200世帯へ配布した。
まち歩きを基に
江ヶ崎町では、まち歩きの成果をもとに、07年に町内の魅力を紹介する冊子を制作。まち歩きで見つけた課題や障害も冊子にまとめようと、マップ初版を発行した。初出から6年が経ち、新たに大型マンションや一戸建てで暮らす住民が増えたことなどから、改訂版を企画。鶴見区からの補助金を受け作成された。
冊子では、風水害の際に注意すべき水はけが悪い場所を示した地図や、町内各所に設けた初期避難場所の一覧などを掲載。「住民同士の情報の共有や、防災意識の向上、暮らしている地域の状況を把握してもらうことにつなげたい」と黒川会長はねらいを話す
訓練でも活用
冊子は町内の防災訓練でもテキストとして活用されている。「東日本大震災の際も、目立った混乱が起こることなく、多くの人が避難行動をとることができていた」と評価する。「いつも目につくところにマップを置いてもらい、内容を頭に入れていざという時に活用してもらいたい」と黒川会長は話している。
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