来年10月に区制90周年を迎える鶴見区がこのほど、記念事業などで活用するキャッチフレーズの公募を開始した。6月には区民らによる実行委員会も設立される予定で、本番に向けいよいよ本格的に動き出す。区は「みんなで盛り上げるキャッチフレーズを」とたくさんの応募を呼びかけている。
鶴見区は横浜市の区制施行にともない、1927年10月1日に誕生。市内では神奈川、中、保土ケ谷、磯子と並び、最も古い歴史を持っている。
90周年を前に区は、この4月から9月までを「プレ・イヤー」、今年10月から来年10月までの1年間を「本番イヤー」とそれぞれ位置づけ、さまざまな記念事業を検討している。先行企画となるキャッチフレーズ募集で、対外的に90周年事業がスタートした形だ。
プレ期間ロゴで周知
プレ・イヤー期間となる今年度に入り、本番に向けた機運を高めるため、区職員らがプレ・イヤー用のロゴマークを作成。区ホームページ内に90周年特設ページも開設した。「プレ・ロゴ」はホームページ内からダウンロードが可能で、区民団体が企画するイベントなどでの活用も促している。区はプレ期間中、既存事業に「90周年」の冠をつけるなどして周知していくという。
また、6月中旬ごろには、区内団体や企業などの代表者らによる90周年記念事業実行委員会も設立される。80周年の際は、自治会・町内会や商店街、法人会などからの34人で構成されており、今回も同規模になる予定だ。
本番イヤーの記念事業は、今後、同実行委員会の話し合いの中で順次決定されていく。
6月30日まで
募集するキャッチフレーズは、字数制限はないが、サブタイトルは不可のもの。80周年のときは区が5パターンを提示し、区民意見を募った上で決定しており、「とことん鶴見!80th」だった。
応募は、メール・はがき・FAXのいずれかに、キャッチフレーズとそのキャッチフレーズに込めた思い、氏名・住所・電話番号・FAX番号・Eメールアドレスを明記の上、鶴見区役所区政推進課企画調整係「鶴見区制90周年キャッチフレーズ」担当・〒230―0051鶴見区鶴見中央3の20の1、【FAX】045・504・7102、【メール】tr-90thproject@city.yokohama.jpまで。6月30日消印有効(メール、FAXは午前0時まで)。採用作品に一部追加・修正を加える場合あり。著作権は横浜市に譲渡。
選考は同実行員会で行われ、10月の本番イヤー開始前までに、本番用ロゴマークとあわせて発表される。採用者を含む応募者5人に抽選でワッくんグッズがプレゼントされる。(問)同担当【電話】045・510・1677
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