鶴見区は5月10日、2016年度の区運営方針を発表した。今年度は、昨年度をベースに、各事業を「深化」させる。
今年度の基本目標は「笑顔と元気の輪が広がるまち『つるみ』」。昨年と同内容だが、来年度に迎える区制90周年の前年として、目標の中に「区民とともに機運を高める」ことを加えた。
目標達成のために軸とする施策の柱も昨年同様、「安心」「ぬくもり」「活力」の3本柱とし、まちづくりを進める。
区本部機能増設を検討
区は「安心」のまちづくりを進める中で、防災活動推進事業に重点を置く。
今年度は、昨年度実施した区災害対策本部訓練などで出た課題を解決するため、本部機能の充実を図る考え。現在、庁舎5階に設置され、市本部との情報伝達に使う無線機などの区本部システムを6階でも使用できるように、配線設備の増設を検討する。
区長室のほか、総務課などが入る5階は、通常業務用のレイアウトのため、大規模災害時などは6階会議室に本部を置く可能性が高い。区危機管理担当は、「一カ所で迅速に対応できるようになる」と前向きに検討している姿勢を見せた。
さらに、重点事業の中に、新たに災害時医療体制推進事業を盛り込み、区医師会らと協力して行っている連絡会議や訓練などを強化していくという。
そのほか新たに行う取組としては、健康関連のウォーキング普及啓発事業で、運動習慣改善啓発パンフレットを作成し、配布する。
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