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鶴見区版 公開:2016年5月26日 エリアトップへ

身元確認にキーホルダー 寺尾地区高齢者へ配布し見守り

社会

公開:2016年5月26日

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連絡先などを記載した安心ホルダー
連絡先などを記載した安心ホルダー

 寺尾地区自治連合会(岸本進会長)は、地域の高齢者が行方不明などになった際の身元確認に、寺尾地域ケアプラザの連絡先などを記載したキーホルダー「安心ホルダー」の活用を始めている。

 安心ホルダーは、あらかじめ連絡先などを登録した原則65歳以上の高齢者に身に付けてもらう。登録情報はケアプラザと自治会町内会が保存・管理。ホルダーは手のひらに収まるサイズで、表と裏にそれぞれ登録者に割り振った個人番号と、ケアプラザの連絡先を記載。万が一の際は、連絡を受けたケアプラザが個人番号をもとに身元確認につなげる。

認知症で行方不明

 近年、全国各地で認知症の人が身元不明になるケースが発生している。

 区内では2014年、認知症の男性が行方不明となり、東京都内で遺体となって発見された。寺尾地区のひびき町会では、近隣住民ではない認知症の人が、民家に迷い込んでしまう事例もあった。

 こうした事態の対応策として、同町会で安心ホルダーが企画され、この4月から連合全体でも導入されるようになった。提案した同町会の今津雅さんは、「行方不明者を出さないためにやらなければと思った。矢向などで同様の取組みが実践され、実績もあると知りアイデアを出した」と話す。

命のお守りに

 5月17日現在、369個が配布されている。すでに、安心ホルダーを身に付けていた住民が、転倒し負傷したところを、ホルダーを手掛かりに通行人がケアプラへ連絡を取り、身元確認につながった例もある。

 連合町内会は、「住民一人ひとりが身に付けることで、少しずつ『命のお守り』として広がっていけば」と話している。

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