鶴見区は、災害時に地域の拠点として指定している31の地域防災拠点に、防災PHSを配備する。5月17日に行われた区地域防災拠点運営委員会連絡協議会の中で発表した。
地域防災拠点は、避難場所や情報、物資を集約する災害時の拠点として、横浜市が指定している施設。区内は31の公立小中学校となっている。
防災PHSは、災害時に鶴見区役所に置かれる区災害対策本部と、各拠点との通信手段として導入されるもの。「大規模災害時に、従来使用しているデジタル移動無線だけでは弱い」と補完を目的とした。
電波が弱いPHSは、数Kmごとに設置される携帯電話の基地局と比べ、数百mの範囲で設置されているため、「どこかが倒れても少し動けばつながりやすい」と区は説明。実際、東日本大震災でも比較的つながりやすかったとされおり、区では停電時を考慮に入れ、乾電池式を配備する。
区は、拠点訓練が集中する秋ごろまでに導入したい考え。「訓練で使用を」と呼びかけていた。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
鶴見のタグ2チームが市長表敬4月18日 |
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |