神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年6月2日 エリアトップへ

横浜市 「市場小分校」具体案を提示 新学区設置と比較検討

教育

公開:2016年6月2日

  • LINE
  • hatena
議論する準備部会
議論する準備部会

 市場小学校の児童数の急増により、2020年に新たに開校予定の同校第二方面校。新設校の通学区域などを検討する第3回開校準備部会が5月26日、市場小で開かれた。当日は、既存の市場小学区を分離し、新校学区を作る「通学区域案」と、学年によって本校と新校に通う児童を分け、新校を市場小分校とする案について、議論された。

児童急増に対応

 市場小周辺では、工場跡地などで住宅開発が進み、人口が増え続けている。子どもも急速に増加しており、5年後には同校は児童を受け入れられなくなることから、横浜市は新校設置を計画。10年間の暫定開校とし、元宮の市下水道用地に20年に開かれる予定だ。

 開校に向けては、通学区域や学校名を検討する準備部会がこの1月から発足した。市場地区の自治会町内会や同校PTAなどが参加している。

「判断難しい」

 現在部会では、主に通学区域について議論。当初横浜市が示した「通学区域案」では、一つの町会が学区で分断されるなどの課題もあり、「分校案」の可能性も検討。26日には、分校の事例や学識経験者の意見をふまえた市場小分校の具体案が提示された。

 分校の場合、現市場小を1〜4年が通う本校舎、新校を5、6年の分校とする。1〜6年揃った学習環境にはならないが、5、6年だけの分校では中学校を意識した専門的な教育を実施できる可能性がある。実現すれば、同規模の分校は市内初の事例となる。一方で、学校全体の学級数は、2校体制より少なくなるため、教員数も少なくなるなど課題もある。

 会議では、「町会の分割は避けたい」「2校体制と分校体制のどちらが子どもたちにとっていいか決めるのは難しい」など、様々な意見が出された。

 今後は各委員が所属団体で議論し、7月21日に開かれる部会で引き続き検討される。

鶴見区版のローカルニュース最新6

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

鶴見のタグ2チームが市長表敬

西口でオープンカフェ

西口でオープンカフェ

21日 フードドライブも

4月18日

「ことりっぷ」が新しく

「ことりっぷ」が新しく

観光名所や飲食店を紹介

4月18日

ログハウスでこいのぼり工作

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook