大本山總持寺参道横の鶴見大学構内に建立されている「歯の塚」で、6月3日、治療などで抜かれた歯の供養があった=写真。
塚は、神奈川県歯科医師会(鈴木駿介会長)が、1965年に建立。供養は、6月4日〜10日までの歯と口の健康週間にちなみ、毎年この時期に実施され、今年で50回目を迎えた。
供養された歯は、県歯科医師会会員が提供。当日は、同会のほか、区歯科医師会の医師や鶴見大学教員、学生ら約100人が参加し、歯の塚に手を合わせた。
鶴見大学の伊藤克子学長は「歯塚供養は、横浜が近代歯科医療発祥の地であることと、曹洞宗の道元禅師が日本に歯みがきを定着させたと言われていること、この2つの大きなが流れがあったからこそ」とあいさつ。鈴木会長は「私たちは抜く側の責任を強く認識し、保存のための知識と技術の習得に努めなければならない。供養が半世紀続いたことは誇り。今後も伝統を引き継いでいく」と話していた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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