来年10月の区制90周年を盛り上げようと、このほど鶴見区制90周年記念事業実行委員会が発足した。6月13日には第一回目となる委員会が開かれ、区内各種団体の代表者らが出席。本番に向け、団結していくことなどを確認した。
鶴見区は横浜市の区制施行にともない、1927年10月1日に、市内で最初の5区の一つとして誕生。来年で90周年を迎える。
実行委員会の設立は、区民とともに節目を祝い、一体感を醸成することなどが目的。委員には、鶴見区自治連合会や商店街連合会をはじめ、工業会、法人会など、区内で活動する団体・企業、大学などの代表者ら40人が名を連ねている。区選出の市・県会議員計9人が顧問を務める。
委員長には区自治連合会の小山和雄会長が就任。副委員長には、同会の石川建治副会長、区商店街連合会・岡野誠一会長、区工業会・寺嶋之朗会長、鶴見法人会・長谷川勝一会長の4人が就いた。
式典は来年10月1日濃厚
実行委員会には、式典・祝賀会を担当する「記念式典部会」、関連イベントを企画・実行する「イベント・魅力部会」、各種PRなどを担う「広報部会」の3部会を設置した。
区が各部会で示した事業概要案によると、式典と祝賀会は来年10月1日で、会場は鶴見大学を提案。これに対し委員からは「会場の下見を」といった意見が上がり、実際に見に行くことが決まったという。
イベント部会では、区や各団体らが主催する毎年の企画に90周年の冠をつけ、リレー形式で実施するアイデアを提示。「リレーなら多くの人に参加してもらえるように、スタンプラリーなど一貫性のある仕掛けを作ったらどうか」と声が上がった。
そのほか、式典とは別にメインイベントを企画することなども確認。また、イベント―と広報部会には、部会参加のみの追加メンバーが検討されていることもわかった。
プレ期間延長へ
これまで区は今年4月〜9月を「プレ・イヤー」、10月からの1年間を「本番イヤー」と設定。だが当日、委員から「中途半端ではないか」と指摘があり、話し合いの結果、今年末までをプレ、来年1月からを本番と変更することで合意した。
これにより、職員考案のプレ・イヤー用ロゴマークなどの使用期間が拡大。12月末まで、申請すればイベントなどで同ロゴマークを活用できる。関係者は「年が明けたら本番とわかりやすい。助走を長くして、本番を盛り上げていきたい」と話した。
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