県立鶴見総合高校=平安町=で6月27日・29日と7月1日の3日間、地域の親子の協力のもと、赤ちゃんと触れあう「いのちの授業」が行われた。
同校が独自に設定する健康・福祉の授業の一環。昨年度から、鶴見区や鶴見市場地域ケアプラザらと協働で実施している。親子と触れあうことによる自己肯定感の醸成や、子育ての課題などを理解し、若年層から虐待防止につなげることなどが狙いだ。
今年は、同授業を選択している1年〜3年生の生徒約80人が参加。地域の0歳児と1歳児の親子ら22組が協力した。
仮説実証し理解
今年度は、より深く授業の趣旨などを理解してもらうことを念頭に、体験を前に生徒自身が課題などを考えるグループワークを多く開いた。コマ数も昨年度の倍行い、授業を考案した同校福祉科の横川真宜教諭は「自分たちで課題の仮説を立てて臨んでいるので、理解が深まる」と話す。
赤ちゃんと触れあった龍岩凛さん(1年)は「10歳下の妹がいて、自分のお母さんが大変なのを見てきた。でも、今日のお母さんは、リフレッシュの時間も設けていて、楽しく子育てしていた」とイメージとの違いを実感。「人によると思うが、やり方次第で楽しくなるということがわかった」と成果を話した。
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