本格的な夏を前に、鶴見消防署による「熱中症予防講演会」が先ごろ鶴見大学会館で開かれた。
講演会は、市民に正しい熱中症対策を身に付けてもらいたいと、同署が毎年開催。
今回は鶴見区家庭防災員や自治会町内会の代表者、区老人クラブ連合会など約300人が参加。(株)大塚製薬工場や、済生会横浜市東部病院の管理栄養士などが講演し、熱中症予防の基礎知識や、暑さに強くなる身体を作るための食生活法などを学んだ。
7月から急増
横浜市内の熱中症救急搬送件数は140件(2016年7月5日現在)。鶴見署によると「7月に入り、最高気温が30度以上の真夏日が続き、搬送件数は急増している」という。
生命の危険に関わる重傷以上で搬送された人は、5人で全員70歳以上の高齢者だった。
「高齢者は、屋外を歩いている時や、室内でエアコンを使用していなかった際に、熱中症になる場合が多くなっている」と鶴見署は分析する。
区内の救急搬送件数は7月10日現在で11件。「今後本格的に増えてくる。外出時は日傘や帽子を使い、室内でも適度にクーラーを利用して予防してほしい」と注意を呼びかけている。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |