急病で倒れた男性の救命に尽力したとして、済生会横浜市東部病院に勤務する看護師の佐々木祐里恵さんに、7月14日、鶴見消防署(齋藤俊彦署長)から感謝状が贈られた。
救命事案が起きたのは5月24日。仕事帰りにJR鶴見駅を利用した際、人だかりを発見し、男性が倒れていることに気づいた。「50人くらい野次馬がいて、関わっていたのは2、3人だった」と発見した様子を語る佐々木さん。看護師という自覚からか、考えるより先に体が動いていたという。
佐々木さんは先に救命活動を行っていた数人と協力し、AEDの装着や、到着した救急隊への状況説明などに奔走。男性は救急車内で心拍が再開し、無事に社会復帰したという。
現在3年目で、消化器センター・乳腺外科に所属しているという佐々木さん。男性が社会復帰後に同院を訪れ、感謝を伝えられた。「私は途中から。最初に心臓マッサージをした人のおかげ。早い対応が良かった」と謙遜しながら、元気になった姿を見られて嬉しかったと笑顔を見せていた。
齋藤署長は「なかなか普通はとっさに動けない。看護師だからこそ」と功績を称えた。
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