県政報告ひでしの「実績で勝負」【14】 8つの実績実現へ邁進 公明党 鈴木 ひでし
先ごろ閉会した平成28年度第2回定例会で一般質問に立ち、黒岩祐治県知事らに対し、福祉や防災、教育分野など全8項目において、提言を含めた質問を行いました。今回は、その内容を少しずつご報告します。
児童養護施設への就職支援
高校卒業とともに児童養護施設から巣立ち、就職する子どもの就職先にミスマッチが生じています。その解消のため、県が企業と施設の子どものマッチングを図るべきと提言しました。
子どもの貧困対策
生まれ育った環境により、子どもの将来が左右されることのないよう、子どもの貧困対策は重要。より迅速に対策を推進するため、条例制定を含め、実効性の高い施策推進体制を整えるべきと指摘しました。
プロボノ活用
仕事を通じ培った知識やスキルを活かし、社会貢献するボランティア活動「プロボノ」。NPO法人等で徐々に活用が始まっているが、交通費などの経費負担がネックに。そこで、プロボノ活動の経費の県による支援を提案。さらに退職した県職員の技能を活かす仕組み作りにも言及しました。
ディザスターシティ
「ディザスターシティ」とは市街地の災害現場を再現した米国の大規模常設訓練施設。熊本地震を受け、県総合防災センターや消防学校に、様々な訓練施設や災害対応ロボットを整備し、ディザスターシティ化を図るべきと訴えました。
歴史を活かす観光振興
明治維新のきっかけとなった「生麦事件」等、県内の歴史的財産を資源として活かした観光振興に力を入れるべきと提言しました。
認知症サポーター
認知症サポーターが増えたが、誰がサポーターか判然とせず、誰が支援を必要としているのかもわかりにくい。相互理解を進めるため、オレンジリングに代わる、より身につけやすい象徴的なものを県で考案し、関係者に身につけてもらうのはどうかと提案しました。
学校長を支える
マネジメント力を十分に発揮できるよう、学校運営全般や不祥事防止など、幅広い役割を担う県立学校の学校長を支える仕組みづくりが必要と指摘しました。
教員の成長を
知的障害のある生徒を県立高校に受け入れる準備の一環で、県立高と特別支援学校の教員の人事交流を拡大するべきと訴えました。
全て前向きな答弁
以上8項目、全て実現に向け前向きな答弁を頂きました。詳細は今後、タウンニュースでも随時報告します。「政治家は実績で勝負」。提言だけで終わらず、県民の生活に資するよう、しっかりと形にしてまいります。
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