鶴見区版 掲載号:2016年7月28日号 エリアトップへ

(一社)鶴見区医師会在宅部門の総括責任者として活躍する 栗原 美穂子さん 鶴見中央在勤 51歳

掲載号:2016年7月28日号

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訪問看護は人生の伴走者

 ○…療養者の病歴など、患者情報を網羅し、緊急時や災害時にも、すぐに適切な医療を受けられる連携ノート。担当する利用者が緊急搬送された際、一から検査されるケースを何度となく経験した。「同じ医療でも、在宅と病院は点だった」。橋渡しのツールとして発案し4年。8月から通院中の人にも拡大される。「点が線になった。次は面に」。優しく微笑む。

 ○…東京に生まれ、父の転勤により青森で育った。「物理で90点以下を取ったことがない」という理系女子だった高校時代。物理教諭を目ざしたが、担任に「看護師に向いている」と言われた。「それならと、勢いだった」と笑い飛ばす。専門学校進学で上京し、都内の総合病院に9年間勤めた。

 ○…訪問看護の道に進んだのは、病院での出会いがきっかけ。3人の子どもを持つ40代の女性。肺がんの末期だった。一番したいことは『家に帰ること』だと言われた。介護保険もないころ。「毎日自宅に通い報告する」と、担当医や上司に直談判した。「病院ではご飯が食べられなかったのに、家では食べているんです」。子どもたちと話す姿に、家族の原風景を見た。「家がその人の居場所なんだ」。人生に関わる仕事だと感じた。そのときの感謝の言葉は今でも身に染みている。

 ○…『栗原さんと言えばこの笑顔』。周囲から言われるほど、太陽のような明るさが印象的だ。6月に設立された(一社)横浜在宅看護協議会の会長にも就任。在宅ケア関係では珍しい、認定看護管理者の資格取得者として、各地で講師役にも奔走する。多忙を極める中、癒しは愛猫の「みゃーこ」。「帰ると癒してくれる」と目尻を下げる。友人と行く旅行や、帰宅前に寄る区内温浴施設などでもリフレッシュして仕事に打ち込む。訪問看護に携わり22年。「家族やスタッフの支えのおかげ」。悔いのない人生をともに-原動力は初心である患者目線。これからも大きな笑顔で寄り添っていく。

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