神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年9月29日 エリアトップへ

運動も健康も長く楽しく 東寺尾在住倉澤さん考案 広がる「エンタメ体操」

社会

公開:2016年9月29日

  • LINE
  • hatena
音楽に乗せて行うエンタメ体操
音楽に乗せて行うエンタメ体操

 「右足を横に2回、前に2回…ごめんなさい、間違えちゃった」。介護事業所で行われた脳と身体機能向上などを目的にしたトレーニングの一場面。教えるトレーナーが動きを間違え、利用者から笑いが起こる。

 このトレーニングは、従来「大変」というイメージのある機能回復トレーニングを払しょくしようと、笑いと楽しさを中心としエンターテイメント型プログラム「エンタメ体操」。小売業大手イオングループのイオンカルチャークラブと提携し、9月から十日市場店=緑区=で、講座も始まるなど、広がりを見せている。

専門技術を結集

 考案したのは、区内で介護事業所を運営する(株)くらすの倉澤篤史さん=人物風土記で紹介。介護現場に約20年携わる倉澤さんは、つまらなそうにトレーニングをする利用者を多く見てきたという。

 そんな経験から、「だったら面白くすればいい」と、楽しく笑うをテーマにした体操の開発に着手。同じ思いを持った医療関係者やスポーツトレーナー、介護福祉士などの専門家とともに、この体操を作り上げた。

講師募り草の根普及へ

 超高齢化社会を迎え、膨らみ続ける社会保障給付費の中でも、高齢者給付費は約7割を占める。年間10万人といわれる介護離職も、現代社会にとって大きな課題だ。

 「このままじゃ未来の子どもたちにバトンタッチできない」と倉澤さん。草の根的に普及しようと、広めるための講師はライセンス制にし、現在募集中だ。

 笑いを誘う工夫のつまったエンタメ体操。倉澤さんは、「2年間検証した結果、要介護が外れた人もいた。楽しく広めていきたい」と話している。

鶴見区版のローカルニュース最新6

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

日本最大級のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2024」

「よこはまパレード」に「あぶない刑事」舘ひろしさん、柴田恭兵さんも参加

高校生の海外留学支援で補助金

高校生の海外留学支援で補助金

横浜市が希望者募集中

4月22日

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook