鶴見区版 掲載号:2016年11月17日号 エリアトップへ

横浜DeNAベイスターズ投手で25年間の現役生活を終えた 三浦 大輔さん 横浜市在住 42歳

掲載号:2016年11月17日号

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これからもずっと横浜

 ○…横浜一筋25年の選手生活にピリオドを打った。最終登板の前は「永遠番長」のポスターで横浜のまちは番長一色に。「本当にありがたかった。気合が入った」と最後のマウンドに立った心境を振り返る。チームは今季、初めてクライマックスシリーズに進出。巨人を破り、勝利の喜びも味わった。「独特の緊張感を経験できたことは財産。来年以降が楽しみ」と期待を語る。

 〇…1991年にドラフト6位で入団。当初は「何をやっても周りにかなわなかった」とプロのレベルの高さに驚いた。厳しい世界を勝ち抜くため、コーチに言われた「己を知れ」という言葉が胸に突き刺さる。「低く丁寧に投げるコントロールと球の切れ味で勝負する」。覚悟を決めて磨き続けた制球力を生命線に、「横浜のエースナンバーにしたい」と背番号18を付けて臨んだ98年は12勝を挙げ、チームの日本一に貢献した。

 〇…翌年以降、チームは優勝から遠ざかり、「苦しかった」と唇をかみしめる。それでも「マウンドに上がれば絶対に打たれたくない」という投手の本能は変わらなかった。ファンの声援を力に、エースとして通算172勝。2014年からは投手コーチを兼任し、若手育成も任された。「自分より年下の投手コーチ2人には気を遣わせてしまったと思う。『ありがとう』と伝えたい」と優しい表情で語る。

 〇…選手が小学校を訪れて児童に夢を語る「星に願いを」プロジェクトは自身の発案で05年に始まり、現在まで10年以上続く。「我々のメッセージが将来、何かの役に立ってくれたら」と願う。”番長の背中”を見て野球を始めた中学生の長男は、引退試合で始球式を務めた。「堂々と投げる姿が嬉しかった。プロ選手になってほしい気持ちもある」という親心も。今後は米、アマチュア野球などを見て指導者としての道を模索する。「他球団のユニフォームを着るつもりはない」。「永遠番長」の熱い横浜への思いはずっと変わらない。

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