区内6駅同時広報を実施
全国秋の火災予防運動(11月9日〜15日)の初日となった9日、鶴見消防署と鶴見消防団が協同し、区内6駅で駅頭広報活動を実施した。
火災の発生しやすい冬本番を前に、広く区民らに予防意識を持ってもらうことが目的。鶴見署14人、消防団員29人が参加した。
当日は、JR鶴見駅東西口と矢向駅、京急線の鶴見、鶴見市場、花月園前、生麦の6駅7カ所で一斉に行われ、駅利用者に啓発チラシを手渡した。
生麦第二 訪問で高齢者宅火災防ぐ
高齢者世帯の火災を防ぐため、生麦第二地区連合会(杉浦節子会長)が毎年この時期に行っている「ふれあい防災訪問」。11月12日には、鶴見消防署岸谷消防出張所で、出陣式があった。
防災訪問は、同連合会内に住む、77歳以上および65歳以上の単身世帯を対象として、区民らが特に火災予防などを呼びかけてまわる取組。今回で18回目を迎えた。
当日は、同連合会関係者のほか、消防署員ら約100人が参加。「ガンバロー三唱」=写真=などを行いながら、まちの防災・防火を誓っていた。
米国式危機管理学ぶ 講演に区民ら270人
米海軍横須賀基地消防隊で危機管理を学んだ経験を持つ、長谷川祐子さんを講師に迎えた防火・防災講演会が11月15日、鶴見公会堂で行われ、自治会や区内事業所の防災担当者など区民ら約270人がアメリカ式防災教育に耳を傾けた。
講師の長谷川さんは、総務省消防大学でも講師を務め、現在は自らリスクウォッチ事業を立ち上げて全国各地で講演などを行っている人物。
講演では、幼少期から危機管理教育を受けているアメリカの状況を交えながら、救助法などを解説。下敷きになった要救助者を、角材はさみながら救助するクリビングというアメリカ発のスタイルを実践したほか、参加者を舞台に上げ、身の回りのものを利用した応急処置の体験もあった。
参加した豊岡地区連合会の池田昇会長は、「すごくいい経験になった。自治会の防災に生かしたい」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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