神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年2月2日 エリアトップへ

生麦第二 街角の歴史 マップに 住民に聞き取り製作

社会

公開:2017年2月2日

  • LINE
  • hatena
マップを手にする青木さん(前列中央)ら
マップを手にする青木さん(前列中央)ら

 生麦第二地区の身近な歴史をまとめた「生麦第二地区歴史マップ」がこのほど完成し、1月26日から地区内の約1万5千世帯に配布されている。

 作成したのは、地域住民からなる同地区地域のつながり実行委員会。2年前から毎年マップを作っており、今回が第3弾だ。一昨年は地区内の見どころを網羅した「魅力マップ」、昨年は目的別の散策ルートなどを盛り込んだ「健康づくりマップ」を製作。今回は、エリアが広い同地区で歴史を互いに知り、つながりを生むことなどを目的に製作された。

短文で解説

 サイズはA2版二つ折り。表面では同地区全体の沿革や歴史、東寺尾、岸谷、生麦の語源などを解説。マップ部分は、横浜市が持っていた昭和30年代の地図を載せた。それ以前のものは国道がないなど、現在の地形と異なるため、この年代の地図を用いたという。

 裏面は3地域にわけ、昭和初期から30年代ごろの歴史を紹介。「歴史といっても、古いものはすでに本で紹介されている。より身近なものを」と、街角に眠る言い伝えなどを地域住民から聞き取り掲載した。

 東寺尾地域は、戦前に走っていた木炭バスや高射砲陣地、岸谷は安養寺に設置された白黒テレビ、1956年の岸谷小学校火災、生麦は昭和初期にあったキリンビール前駅、市電の話などを短い文章でまとめている。代表を務める青木義雄さんは「次世代の子どもに伝えたいこともピックアップした。地区が広く、端と端では知らないことも多い。マップを通じてつながりが生まれれば」と話した。

鶴見区版のローカルニュース最新6

建功寺で花まつり

建功寺で花まつり

4月6日 様々な催しも

3月28日

つるみばんぱく初開催

つるみばんぱく初開催

31日 震災支援チャリティも

3月28日

生麦で魚や野菜の青空市

生麦で魚や野菜の青空市

31日午前7時から

3月28日

フォトコン入賞作を展示

横浜市

フォトコン入賞作を展示

横浜港と客船 テーマに

3月28日

ラグビー協会会長が来浜

ラグビー協会会長が来浜

10月に日本対NZ戦

3月28日

ネットの安全な使い方とは

ネットの安全な使い方とは

青指鶴見中央地区が講座

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook