法政大学女子高等学校で1月28日、スーパーグローバルハイスクール(SGH)中間発表会が開かれた。当日は、公開授業などがあったほか、社会課題の解決策を生徒が主体的に研究する学習プログラム「PASS」の成果発表会が行われた。
同校は、2015年度に文部科学省指定のSGHに選定。グローバル・リーダーを育成する学習プログラムを実施してきた。
「PASS」は、SGHの学習の柱の一つ。生徒は、様々な社会問題をグループで取り上げ、3年間を通じて解決策を検討する。
発表会では、PASSに取り組む1・2年生のグループの中から優秀な内容として選ばれた7チームが成果を報告した。
宗教や多文化理解を研究するグループは、横浜市国際学生会館で外国人を取材し、国内の病院が多言語に対応する体制がないなどの現状に注目。外国語に対応した病院マップを制作中であるという。
食糧自給率など食の問題を学習するチームは、地産地消をPRしようと藤沢産のトマトを使ったパンを「ポンパドウル」の協力で開発。藤沢市内で販売し、1800個以上を売り上げた。
難民支援をテーマに掲げるグループは、現地の病気を減らすため、手洗いを奨励するポスターをウガンダへ送付。また、岸谷小学校を訪問し、子どもたちへ難民の生活などを紹介。問題への無関心をなくそうと活動した。今後は杉山保育園でも絵本や紙芝居を使った講演を行い、難民への理解を広げていきたいという。
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