区内髄一の規模を誇る祭礼「潮田神社例大祭」と、生麦の伝統行事「蛇も蚊も祭り」が6月3・4日に開かれる。地域一丸となって鶴見を盛り上げる二大行事だ。
神輿約70基
潮田神社例大祭は、氏子町会34町会が参加。100年近い歴史があり、約70基の神輿が出され、街は熱気に包まれる。
3日は午後1時ごろから露天商が出店。午後5時には約20町会の神輿が宮入りする「連合渡御」がある。また、4日は毎年注目を集める宮神輿が登場。今年は氏子町会の東側「東回り」のルート。潮田町3丁目をスタートし、向井町、栄町、汐入町、寛政町、安善町、朝日町、大東町などを通って午後5時宮入となる。
本町通でフェスタ
例大祭に合わせて、本町通商店街では6月4日、ほんちょうフェスタを開催。祭りを盛り上げようと、川崎信用金庫駐車場と本町観音境内を会場に、鶴見区役所バンドの演奏や大道芸、昔懐かしいガマの油売りやバナナのたたき売りなどがある。午前の部10時40分〜午後0時半、午後の部午後2時40分〜4時。
大蛇が家々巡る
蛇も蚊も祭りは4日、原地区と本宮地区で開催される。疫病退散や豊年大漁などの祈りを込め、大蛇を担ぎ家々を練り歩く祭事で、350年前から続くと言われている。かつては原・本宮の合同で開催されていたが、明治時代から各地区で実施されるようになった。1992年には、市の無形民俗文化財にも指定されている。
住民が手作り
大蛇は地域住民が茅を材料に手作りする。茅は地域で調達しているが、宅地増加などによって、確保は年々難しくなっているという。完成した大蛇は全長20mほどにもなり、山場の蛇の絡み合いは圧巻だ。
各地区で神事を行い、各家を巡った後、本宮は生麦小学校(午前11時前後)で、原は神明社(午後4時〜4時半頃)で絡み合いを披露する。
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