海の恵みに感謝し、供養と放流を行う「魚貝類放生会」が7月29日、生麦の魚河岸通り近くにある貝殻浜などで開かれた。
放生会は、魚貝を売り生計を立てる生麦魚介商組合が、命への感謝をこめて毎年行っているもの。始まりは戦後間もなくからと言われ、かつては船上からの放流や伝統仏事双盤念仏もあったという。
放流前の法要は隔年ごとに、近くの正泉寺と慶岸寺で実施。今年は正泉寺が会場となった。
当日は、組合員や地域住民らに加え、生麦小学校3・4年生の児童約30人も参加。同寺で法要を行ったあと、貝殻浜に移動し、子どもたちの手でアサリやウナギが放流された。
昼間和久理事長は「魚屋の恒例行事。子どもたちにも貴重な機会。今年もやってよかった」と話した。
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