集客や広報、資金面といった課題解決のため、企業と団体が手を組み、2会場で親子向けイベントを同時開催するという試みがこのほど行われた。
当日は多数の親子連れが来場。会場を行き来する参加者の姿があるなど、運営した関係者は「上々の出来」と手ごたえを口にした。
開催されたのは、子育てママ支援warmplaceを母体に実行員会形式で実施するワークショップ型体験企画「マムリス」と、区内企業ら9社協力のもと、宣伝広告プロモーション会社・ルミナス=鶴見中央=が主催した「夏休み親子ふれあい祭り」の2つだ。
集客、資金面を補完
地域活性化を互いの目的とし、4回目を迎えたマムリスが集客、企業側がチラシ製作などの資金面を担う形で企画。マムリスが鶴見公会堂、ふれあい祭りが豊岡商店街内にある(株)水晶院の貸しスペースと、会場が離れていたものの、景品付きスタンプラリーや両会場で周知しあうなど工夫した。
今年は開催時期が遅れたことなどもあり、「例年の半分ほどの集客だった」というが、「良い経験になった。企業との連携は、限られた人員で行う上でもプラス。参加者も楽しんでいた」とマムリス実行委員長の塚原敦子さん。ルミナスも「PRできた企業もあるなど、出展企業の反応も概ね良かった」と話した。
両者は「反省点を生かして、もっと良いイベントにしたい。地域も巻き込んでいけたら」と口を揃えた。
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