今月21日から30日まで行われている秋の全国交通安全運動に伴って、9月22日、鶴見公会堂で6回目となる高齢者交通安全大会があった。
今回は全日本一輪車競技大会演技部門でペア総合優勝の経験を持つ寺澤瑞香さん(川崎区在住・鶴見大学3年)と松田悠さん(川崎区在住)が一日警察署長として就任。寺澤さんは「自転車はバランス感覚が重要で、高齢者には危ないこともある。健康のために歩くのも良い」とウォーキングを推奨した。一日署長の2人による一輪車ペア演技や、警察本部音楽隊による演奏も行われ、会場からは歓声が上がった。
会には鶴見区交通安全対策協議会のほか、老人クラブ連合会、交通安全協会や安全運転管理者会などが参加。指定自動車教習所の職員から募集し、5つ選ばれた交通事故防止標語を読み上げる交通安全宣言などもあった。増田勝署長は「高齢者ドライバーが加害者になるケースも増えている。自主返納の選択肢も視野に入れてほしい」と話した。
特殊詐欺防止呼びかけも
会の中では、生活安全課松山一久課長から振り込め詐欺など、特殊詐欺被害防止のための防犯講話もあった。9月21日までの特殊詐欺被害は48件(未遂含む手集計)で、総額は約1億2200万円に上るという。
松山課長は「役所や警察を名乗る詐欺も増えており、一番信用できるはずの電話が信用できなくなっている。他人事だと思わないでほしい」と呼びかけた。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
つるぎん27日に4月25日 |
|
|
|
|
<PR>